お子様が怖がらず泣かないで治療を受けれるようにする為に保護者の方へ以下のことにご協力いただいております。
- 歯科治療に関する不快な話をこどもの前でしないようにしましょう。
(例:歯の治療は痛い、あのガリガリという音はどうも・・・など) - 歯科診療を罰(しかる)の手段としないようにしましょう。
(例:そんなイタズラをすると歯医者さんに連れて行きますよ) - 歯科に受診する際に他の場所といつわって来院しないようにしましょう。
- 歯科医院へ来る時は、買い物にでも行くような気軽な態度でこどもを連れて来ましょう。
また、普段よりもやさしい態度などはかえって良くないと思います。 - 診療室へ入る時
診療台へはできるだけこども自身の自立心を養うためにも自分で昇り降りするように心がけましょう。
(経験上これが出来るこどもは治療もスムースにできるようです) - 治療中の接し方
基本的には保護者の方は治療室へ入らない方が良いです。
ただし、診査とか診断の際にはそばにいても良い時もありますが、決してこどもと話したり、接触したりしてはいけません。
(せっかく歯科医師やアシスタントが苦労したアプローチが、
甘えと逃げたいという気持ちがすぐに保護者に向いてしまい、歯科医師の主導性が妨げられます。)
また「お薬を塗るだけで終わりよ」「痛くないよ」など口先だけのウソは言わないようにしょう。 - 診療が終わったら「よくがんばった」と少しオーバーなくらいほめてあげましょう。
しかし過剰なほうびは与えないようにしましょう。
(診療はあくまでこどものためです。) - 汗を大量にかくこどもには、タオルや着替えを用意し、診療中にもし薬品などが付着しても
さしさわりのない服装にしましょう。 - 排尿は事前に済ませておきましょう。
- こどもの健康状態に異常がある場合は、来院時に申しでるようにしましょう。
勿論、ここであげたもので全てコントロールできるとは限りませんが、これらを心がける事で比較的コントロールしやすくなると思います。
また、仮に上手くいかなかったとしても焦ってこどもの意思を無視して無理やり治療を行うことのないようにしたいものです。
必ずこどもの意思で出来るようになると思います。